エビデンス(科学的根拠)について

科学的情報の活用に対する基本方針

ユカシカドでは、報告されている知的生産物および/もしくは自社で行った研究結果(未報告のものを含む)といった、実験や調査などの研究結果によって裏付けされた科学的根拠(エビデンス)を重視し事業を行っています。知的生産物を用いて科学的な情報を活用する際には、情報のトレーサビリティが取れているもの(一次情報が取得可能)を活用するものとします。原則として、参照するのはヒトを対象とした研究とし、参照するのに適切かを十分に吟味するものとします。また、提供する情報では引用元を明らかにします。

自社で独自に保有するデータおよびノウハウに対する考え方

自社が独自に保有する研究データおよびノウハウについては、公益性の高い機関のみに開示するものとします。コア技術に関連する内容については、学会誌などでの発表も原則行いません。なお、自社での研究の成果は、カスタマーの栄養改善や健康に対しサービスや商品といった形で還元するものとします。

研究の推進

よりよいプロダクトを提供しつづけるために自社での研究開発を継続して実施しています。共同研究も積極的に行い、社会への新たな価値向上に貢献していきます。

共同研究

  • 昭和大学 安部聡子 研究班

    尿中8-OHdG酸化ストレス指標と食習慣及び尿中栄養推定量との関連

  • 長野県松本市

    VitaNoteによる早期疾病予測モデルの構築に向けた実証実験

  • 関西医科大学附属病院健康科学センター

  • 株式会社資生堂

    美容と栄養に関する共同研究

研究パートナー

  • 共同研究
    滋賀県立大学 教授

    福渡 努

    • 京都大学 農学部卒業、京都大学大学院 農学研究科 中退
    • 滋賀県立大学助手、助教、准教授を経て,014年より滋賀県立大学教授
      この間、ハーバード大学医学部ジョスリン糖尿病センター客員研究員、およびメリーランド大学医学部メリーランド精神医学センター博士研究員
    • 2009年日本栄養・食糧学会奨励賞受賞、2012年日本アミノ酸学会科学・技術賞受賞
    • 日本アミノ酸学会役員、日本ビタミン学会幹事、日本栄養・食糧学会代議員
    • 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」の改定と活用に資する総合的研究を担当
  • 共同研究
    滋賀県立大学 名誉教授

    柴田 克己

    • 京都大学大学院農学研究科食品工学専攻 博士課程修了
    • 滋賀県立大学名誉教授
    • ビタミンB研究委員会委員長、内閣府食品安全委員会専門委員等
    • 厚生労働省 日本人の食事摂取基準策定委員会委員(2005年、2010年、2015年、2020年版)(任期満了) 文部科学省学校給食摂取基準策定に関する調査研究者協力会議委員(任期満了)等
  • 技術顧問
    関西大学 教授

    吉田 宗弘

    • 京都大学博士課程 農学研究科食品工学 博士課程修了
    • 2012年10月関西大学化学生命工学部長、理工学研究科長
    • 2016年10月関西大学副学長
    • 厚生労働省 日本人の食事摂取基準策定検討会ワーキンググループ構成員(2010年、2015年、2020年版)(任期満了)
  • 技術顧問
    金沢学院大学 特任教授

    木戸 康博

    • 徳島大学大学院栄養学研究科 修士課程修了
    • 京都府立大学名誉教授、ハノイ医科大学客員教授 など
    • (公社)日本栄養士会(理事)、(公財)味の素ファンデーション(理事)など
    • 厚生労働省 日本人の食事摂取基準策定委員会構成員(2010年、2015年、2020年版)(任期満了)

尿解析技術

基礎研究を元にした尿解析技術

厚生労働省「日本人の食事摂取基準」の策定などでビタミン・ミネラルなどの栄養素研究をリードしてきた滋賀県立大学と共同研究の独占契約を締結。基礎研究で使用した12年分の尿中解析データをベースとした尿解析技術で検査を実施しています。

尿中排泄量による研究

尿中排泄量を生体指標として扱う研究は、1950年代頃から始まり、栄養摂取状況を高精度に知ることができる調査法として進化してきました。水溶性ビタミン・ミネラルの摂取量と尿中排泄量においても妥当性が証明され、日本栄養・食糧学会や厚生労働省に研究成果を発表しています。

専用の検査センター/独自の解析手法

VitaNoteの解析に特化した専用の検査センターを設置。独自に開発した機器及び解析方法により、従来の解析方法と比較し精密度・正確度において高精度な解析を実現しています。