
体の主成分として重要な栄養素であるたんぱく質。この記事では、たんぱく質の含有量一覧を肉、魚、卵・乳製品、大豆製品、穀類、野菜にわけてご紹介します。毎日の食材に上手に取り入れて、バランスよくたんぱく質を摂取しましょう。
肉類 1)
肉類には良質なたんぱく質が豊富に含まれます。部位によっては脂質が多いため、食べすぎには注意が必要です。鶏肉は皮をとることで大幅にカロリーを抑えられます。脂質の少ない部位を選んだり、調理法を工夫したりして、カロリーを摂りすぎないようにしましょう。
◯肉類のたんぱく質含有量(100gあたり)
魚介類 1)2)
魚介類にも良質なたんぱく質が豊富に含まれます。青魚には、良質な脂質であるDHAやEPAも豊富に含まれます。加工品には塩分量が多いものもあるため、注意が必要です。
◯魚介類のたんぱく質含有量(100gあたり)
卵・乳製品 1)2)3)
卵は準完全栄養食品とも呼ばれるほど栄養価が高く、良質なたんぱく質も含まれます。
乳製品はたんぱく質に加え、不足しがちなカルシウムが豊富で毎日の食事に取り入れたい食材です。間食に取り入れてたんぱく質補給するのもおすすめです。
◯卵・乳製品のたんぱく質含有量(100gあたり)
大豆製品 1)2)
大豆は主成分がたんぱく質で「畑の肉」とも言われています。
肉や魚には含まれない食物繊維や、抗酸化作用のあるイソフラボンも含むのが特徴です。
◯大豆製品のたんぱく質含有量(100gあたり)
穀類 1)2)
ご飯や麺類、パンなどの穀類はエネルギー源として優れていますが、たんぱく質も含みます。ご飯に含まれるたんぱく質は、大豆製品と組み合わせると効率よく摂取できます。
◯穀類のたんぱく質含有量(100gあたり)
野菜類 1)2)
他の食品に比べると少ないですが、野菜にもたんぱく質は含まれます。
◯野菜のたんぱく質含有量(100gあたり)
たんぱく質をバランスよく摂ろう
たんぱく質をいろいろな食品から取り入れることで、食事全体のバランスが整いやすくなります。
たんぱく質は毎食取り入れることが大切です。主食、主菜、副菜を揃えた食事を心がけ、毎食たんぱく質豊富な食材を取り入れるようにしましょう。間食に乳製品を取り入れたり、プロテインを活用するのもおすすめです。
自分にあった方法で、たんぱく質を十分摂取できるようにしましょう。
参考文献
- 文部科学省. 日本食品標準成分表2020年版(八訂).
- 吉田企世子. あたらしい栄養学.高橋書店,2016,p.71,72,84,178,179
- 農林水産省. お米と健康・食生活.
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/okome_majime/content/health.html.
(参照:2025.3.13)